こんにちは!
先日のことですが、子供がカレーを食べているのを見ていると
『あれ?今口に入れたのにもう入ってない⁉』
ということがありました。どうやら飲み込みやすいので、口に入れた瞬間に噛まずに飲み込んでいたようです( ̄▽ ̄;)

ところで“噛む”ということがとても大事なことだと知っていますか?


①食べ物の消化・吸収によい
 消化酵素のアミラーゼを含む唾液の分泌を促し、胃腸での食べ物の消化吸収を促進する。また、よく噛まないと、消化器官に余分な負担がかかり、消化不良を起こすこともある。
②むし歯・歯周病予防
 唾液の分泌がよくなり、唾液に含まれる免疫物質が細菌を減少させるため、口腔内の清潔が保たれ、むし歯や歯周病の予防につながる。
③がんや老化を予防する
 唾液に含まれるペルオキシターゼというたんぱく質には、発がん性物質の発がん作用を抑える働きがある。また、ペルオキシターゼには、老化現象など、身体に悪影響を与える活性酸素を抑制する働きもあるので、よく噛むことは老化防止にもなる。
④脳を刺激、活性化する
 おいしい・まずい、固い・軟らかい、熱い・冷たいなどと感じたり、噛むという作業により、頭部の骨や筋肉が動き、血液の循環がよくなることで脳神経が刺激され、脳の働きが活発になる。
⑤ストレス解消と肥満防止
 早食いをせず、ゆったりと時間をかけて楽しく食事をするということは、緊張をほぐし精神を安定させ、ストレス解消にもなる。また、食事に時間をかけることにより、満腹感が得られ、食べ過ぎによる肥満防止の効果もある。
⑥強いあごをつくる
 固い物をよく噛んで食べると、上下のあごの骨や顔の筋肉が発達し、丈夫なあごをつくる。あごが充分に発達していないと歯並びが悪くなり、運動能力が低下するなど、いろいろと健康を害する問題が生じる。


しっかり噛むと良いことだらけですね